「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」というアナウンスが流れるパターンは、いくつかあって、このアナウンスは書いてあるとおりで、呼び出してみたけど出なかったときです。
アナウンスが、プルルルルといつもの呼び出し音がなく、流れてきたら不安になると思いますが、着信拒否をされている訳ではありません。
お使いの携帯キャリアによっても、アナウンスの種類が違ったり、着信拒否を設定したときだけに流れるアナウンスも判明したので、ご紹介させてもらいますね。
ほかにも、コールなしの呼び出し音がない場合についてや、相手に着信履歴が残るのかも検証してみましたので、あわせて解説していきます。
関連＞「ただいま電話に出ることができません」コールあり・なしのケース
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」コール無しは着信拒否？
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」
電話をかけたときに、コールなしに、この録音音声が流れるのは、電話をかけた相手がauキャリアを使っている場合に流れるアナウンスです。
ドコモ・ソフトバンクを使っている相手に電話をかけたときには、少し違ったアナウンスが流れます。
まず、このアナウンスが流れる原因は、auのホームページをみてみると
- 一定時間電話に、出られなかったとき※
- 着信時に拒否ボタンなどを押して、着信拒否をしたとき
- 着信拒否（指定番号拒否・番号非通知拒否等）を設定しているとき
※電話を受ける相手が、5G／4G LTEスマートフォン・4G LTEケータイを利用中で、お留守番サービスEXに未加入、またはお留守番サービスEXに加入頂いているが、設定されていない場合に、このアナウンスが流れます。
上記のように記載がありました。「引用：auサポート」
❶一定時間電話にお出にならなかった場合と書かれていますよね。
一定時間電話にお出にならなかった場合と書かれているように、「一定時間は呼び出している」わけなんですよね。
❷と❸は、これはもう着信拒否をされているのが濃厚ですが、❶は書いてある言葉のとおり、着信拒否はされていないようなニュアンスです。
コールがないのは、さすがに着信拒否されているのでは？と思って調べてみましたが、電話をかけたときに相手が、電波が悪いところにいたり、電源が切れていたり、機内モードを使っているときに、呼び出しコールがなしにアナウンスが流れるということも分かりました。
ですが、着信拒否されていないと確定されたわけではなさそうなので、着信拒否の可能性はあります。
意味は？おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりませんになるケース
アナウンスの意味って？他にどんなケースがあるの？
調べてみると他にもあったから紹介するね
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」とアナウンスが流れるのは、auユーザーのときのようで、着信拒否をされていると、後ほど解説しますが、別のアナウンスが流れます。
この「おかけになった電話をお呼びしましたが、お出になりません」のアナウンスが流れる理由を、以下にまとめてみました。
- 電話に出れなかったとき
- 電源が入っていないとき
- 電波のないとき
この３つの場合に、アナウンスが流れます。
その他にも、電話をかけた相手がおやすみモードを使っていると、このアナウンスが流れるという報告もありました。
これもauユーザーの場合ということで、他のキャリアを使っている人には「ツーツー」と通話中の電子音が鳴ったりと、使っているキャリアによって変わるようです。
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相手に着信履歴は残る？
着信拒否をされていない場合に、アナウンスが流れると着信履歴は残るのでしょうか？
２台のスマホを実際に使って、確かめてみました。
まず、電話に出れなかった場合ですが、これはもちろん着信履歴は残りますよね。
つぎに、電源が入ってない場合と、電波のない（機内モード）の場合で、着信履歴が残るか検証してみました。
どのパターンも、着信拒否をされていない場合については、履歴が残りました。
次に、着信拒否をされている場合ですが、結論からいうと履歴は残りません。
着信拒否の設定は、大手キャリアを使っている場合には、2つのパターンがあるのはご存知でしょうか。
1つ目は、ソフトバンクならマイソフトバンク、ドコモならマイドコモなどで着信拒否をした場合と、
2つ目に、スマホ本体から着信拒否を設定する方法があります。
調べてみると、キャリアごとの設定で着信拒否をした場合は、コールなしにアナウンスが流れます。
スマホ本体から着信拒否を設定した場合には、1コールほど「プルルルル‥」と鳴って、電話が切れます。
呼び出し方の違いはあるようですが、どちらの場合にも、着信拒否をされていたら、着信履歴は残りません。
着信拒否されたら流れるメッセージ（au・ドコモ・ソフトバンク）
キャリアごとの着信拒否されている場合に流れるアナウンスは以下のとおりです。
au
- この電話番号からの、電話はお受けできません
ドコモ
- おかけになった電話番号への通話は、お繋ぎできません
ソフトバンク
- こちらはソフトバンクです、おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎ出来ません
- こちらはソフトバンクです、おかけになった電話番号への通話は、お客さまの申し出により現在お断りしております
- この電話は、お受け出来ません
- この電話は、お繋ぎすることが出来ません
- この電話は、お客さまのご都合により、お繋ぎ出来ません
- せっかくお電話いただきましたが、この電話を、お受けすることが出来ません
- 電話番号をお間違えではないですか？この電話は、お繋ぎ出来ません
- おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望により、お繋ぎ出来ません
- This is SoftBank. By the customer’s request, this call can not be completed.
今回は、au、ドコモ、ソフトバンクの3社を調べてみました。
ソフトバンクは、種類が豊富で、電話番号を間違えたかも？と思わせるものから、英語のアナウンスもありました。
このいずれかのアナウンスが流れると、着信拒否をされている可能性が高いでしょう。
相手に着信拒否されてるか調べる方法はある？
コールなしや、ツーツーと、呼び出しがないときには、時間を置いてかけてみて下さい。
いつ何度かけても、変わらない場合は着信拒否をされている可能性があるでしょう。
電話番号の前につける非通知の「184」ですが、最近ではスマホの本体設定で、非通知は全て着信拒否に設定できるため、確認するのが難しいかもしれません。
一度試してみてください。
「184」の非通知で電話をかけて、呼び出しができたなら、自分の番号は着信拒否されている可能性がありますね。
公衆電話からの電話も、非通知と同じで、電話番号を表示させない場合には、一律着信拒否の設定ができます。
自分の番号からはつながらないけど、公衆電話からかけたらつながった
その場合は、着信拒否されている可能性があるかも
もし誰かにスマホを貸りれたとき、相手に電話をかけてみて、呼び出しができた場合には、自分の番号は着信拒否されているかもしれませんね。
登録していない電話番号からの電話を、全て着信拒否にできる設定もあるようなので、確信はできませんが。
まとめ
今回は、着信拒否されているか不安になっているあなたに、キャリアによってのアナウンスの種類や、着信拒否されているかの調べ方などを解説してみました。
アナウンスが流れても、着信拒否ではないケースなんかもあったので、良かったら参考にしてみてください。
もともとは、しつこい迷惑電話を受け付けないようにしたり、ストーカーからの被害を絶つ方法として使われていました。
詳しくは書きませんが、あなたも、相手を着信拒否を設定することはあっても、相手に着信拒否を設定されることはないようにしましょうね。
