PayPayの本人確認は必要か・しないとどうなるのか違いを解説


PayPayの本人確認が絶対に必要かというと、必ずしも必要ではありません。

スマートフォンだけで支払いができるPayPayの登録ユーザーは、マイナポイント等制度の後押しもあり、6千万人に迫る勢いで増え続けています。

本人確認についても、「もっと便利に!もっとおトクに!」のキャッチフレーズを見ると必須のような気がしてきますが、本当に必要なのでしょうか。

ここでは、本人確認なしでもできることや本人確認するとできようになること、しないとどうなるのかなど、気になる疑問について解説していきます。

自分のPayPay利用方法と照らし合わせて、本人確認のメリットが大きいようなら納得できますよね。

今回は、PayPayの本人確認は必要か、また、本人確認しないとどうなるのかといった違いについて、詳しく紹介したいと思います。

関連>PayPay現金引き出しセブンでのやり方!ローソン・ゆうちょでは?

目次

PayPayは本人確認しなくても使える

PayPayは、本人確認をしなくても問題なく使えます。

クレジットカードやコンビニのATMでチャージしておけば、現金を持ち歩かなくてもスマホひとつですぐに支払いが可能です。

スーパーや飲食店などの実店舗だけでなく、ネットショッピングやレジャー、App Storeなど様々な場面で決済に利用できます。

クレジットカードと紐づけしておけば、とても簡単にふるさと納税も出来ますよ。

私は、オートチャージの設定をしているので、残高が不足するといった心配もありません。

支出管理をしっかり行いたい場合は、現金でチャージするようにすれば、支出の実感があってお財布のヒモが締まりますね。

こうした基本的な機能は、本人確認なしでもできることです。

PayPayの本人確認しないとどうなる?できることの違い

本人確認しなくてもPayPayを利用出来るのなら、本人確認すると更にどんなことが可能になるのか、違いが気になりますよね。

本人確認することで可能になるのは次の5つです。

銀行口座の登録

本人確認をすると銀行口座の登録が可能になるので、クレジットカード経由ではなく銀行口座から直接PayPayにチャージ出来るようになります。

PayPayマネーの利用

PayPayマネーの利用が可能になるので、残高を登録した銀行口座に出金(払い出し)出来るようになります。

セブン・ローソンでのやり方をこちらで詳しく紹介しています。

PayPay現金引き出しセブンでのやり方!ローソン・ゆうちょでは?

税金の支払い

住民税や固定資産税、自動車税、電気・ガス・水道等公共料金の納付がPayPayで出来るようになります。

使えるお店が増える

保険や金券ショップ、家賃など、支払いがPayPayマネーに限定されている取引きが可能になり、PayPayの使い途が広がります。

クレジットカードの決済可能額や、チャージ上限の増額

本人確認をすることで、クレジットカードの決済上限額やチャージの上限額が増えます。

ただし後払いについては注意が必要なのでこちらで詳しく紹介しています。

PayPyの本人確認は必要か

次に、PayPayの本人確認が必要ないのはどんな人か、また、どういう人が本人確認した方が良いのか、具体的に紹介しますね。

本人確認が必要ない人

レジで小銭を数えることなくスマートに支払うのが目的だったり、お財布の予備としてとりあえずスマホ決済もできるようにしておきたいという人は、本人確認をしなくても特に不自由はないでしょう。

PayPayは、コンビニのATMやクレジットカードからチャージしておけば問題なく使えるので、まず最初は確認なしで手軽にPayPay利用をはじめても良いと思います。

本人確認した方が良い人

ただ、使っていると「もっと便利に!もっとおトクに!」使いたくなってきますよね。

例えば、オークションやフリマを利用するなら、顔の見えない相手とお互い安心して取引きをするために、本人確認しておくことをお勧めします。

信用面だけでなく、フリマの売上金をPayPayマネーとして貯めて現金化したり、Amazonの支払いに使ったり出来るようになるので運用の利便性も向上しますよ。

私は、「本人確認」と「匿名配送」のおかげで、以前より3割ほど取引きが増えました。

また、仕事が忙しかったり出産・育児・入院等で外出が困難な人も、公共料金や家賃など諸々の支払いをスマホ一つで済ませることが出来て便利です。

PayPayのホームページによると、今後はキャンペーンやクーポンなど特典の適用には本人確認が必要になるようなので、おトクに利用したい人は本人確認をしておいた方が良さそうですね。

本人確認の手順を紹介

本人確認は、確認書類に何を使うかによって手順が異なるので、それぞれ簡単に紹介したいと思います。

準備する物は、マイナンバーカード、運転免許証、運転免許経歴証明書のいずれか1点とスマートフォンです。

  1. マイナンバーカード ①本人情報の入力 ②暗証番号の入力 ③ICチップのスキャン
  2. 運転免許証 ①本人情報の入力 ②暗証番号の入力 ③ICチップのスキャン ④顔写真の撮影
  3. 運転免許経歴証明書 ①本人情報の入力 ②運転免許経歴証明書の撮影 ③顔写真の撮影

暗証番号が分からないときは、暗証番号入力の代わりにマイナンバーカードや運転免許証を撮影します

PayPayの動画(3分29秒)は、写真撮影のコツなどもあって分かりやすかったですよ。

PayPayアプリのバージョンや使えるスマートフォンの機種等についてもここで確認で出来ます。

本人確認のメリット・デメリット

最後に、本人確認のメリットデメリットについてお伝えします。

おサイフを持たず買い物したいだけなので本人確認しないという人も、様々な用途で使いたいので本人確認するという人も、このメリットとデメリットを押さえておくと良いでしょう。

本人確認のメリット

メリットは、何といっても便利さです。

本人確認をすることで、こんなことが出来たら便利だな、ということが様々なシーンで可能になります。

また、あなたのアカウントが第三者に勝手に利用され、心当たりのない請求をされるなど不正被害に遭った場合の保障申請、審査がスムーズに受けられるのも魅力です。

本人確認のデメリット

一方、デメリットは手続きに必要な書類がマイナンバーカード、運転免許証、運転免許経歴証明書の3種類に限られることや、顔写真の撮影など手続きが面倒という問題があります。

マイナンバーカードや免許証の情報から、個人情報が洩れるのではないかという心配の声もありますね。

PayPayでは、不正アクセスやデータの改ざん、漏洩から利用者を保護するための高い基準を設けていて、セキュリティプロトコルを整備しているので本人確認が危険ということはありません。

そもそも本人確認は、登録者が本人であることを証明し、不正利用を防ぐための手段なのです。

PayPayの本人確認は必要かまとめ

PayPayは本人確認しなくても使えます。

本人確認するかしないかは、ここで紹介した違いや具体例をみてあなた自身が決めることです。

様々な分野でIT化が進んでいる現在、PayPayの本人確認をはじめ新しいこと、便利なことがどんどん増えています。

そうした様々な制度の仕組みを大まかに知った上で、自分に適した方法やツールを選びたいものです。

私も、こうして調べてみるとPayPayについて知っているようで知らないことがあったり、便利なのに使っていない機能がありました。

どんなにAIが開発されても判断するのは「人」ですから、よく考えて可能性を広げていきたいですね。

目次