ニアバイシェアは怖い?押すとどうなる?オフにする方法も合わせて紹介


「ニアバイシェアは怖い」という投稿をよく目にするのは、突然データの受信通知が来るからのようです。

たしかに、いきなり知らない人からデータが送られてきたら、驚きますし怖いですよね。

毎日使うスマホに怖い思いをするような機能がついているのは、誰でも不安になると思います。

そこで今回は、そもそもニアバイシェアとはどんな機能で、便利に使うためにはどんな設定が必要なのか?ということを解説していきます。

この記事でわかること
  • ニアバイシェアが怖いと言われる理由
  • そもそもニアバイシェアの機能とは?
  • ニアバイシェアをオフにする方法
  • クイック共有との違いについて
目次

ニアバイシェアが怖いと言われる理由

SNSで「ニアバイシェアが怖い」と言われる理由は、「知らない人からデータが勝手に送られてくる」という内容が多くみられました。

特によく投稿されていた内容は、以下の2つです。

  • 電車に乗ったら、何度もニアバイシェアの共有の通知が来て怖かった
  • ニアバイシェアの知らない間に設定がオンになっていて、そのままでいいのか不安になった

「電車に乗ったら、何度もニアバイシェアの共有の通知が来て怖かった」

満員電車や座席を利用した時に、ニアバイシェアの通知が何度も来て怖い思いをした人が多いようです。

満員電車で不特定多数のユーザーからいきなり共有の通知がどんどん来たら、スマホに何かあったのかと思ってしまいますよね。

たとえ空いていても、座席で隣に座った人がいればデータ受信できてしまう距離感になるので、突然通知が来ることもあるでしょう。

電車は知らない人がほとんどですから、ニアバイシェアを常に自由に使える状態にしておくのは危険ですね。

ニアバイシェアの知らない間に設定がオンになっていて、そのままでいいのか不安になった

自分で設定したつもりはなくても、ニアバイシェアがオンになっていて不安だったという声も多いです。

Wi-FiやBluetoothが同時にオンになるなど、ニアバイシェアが有効になる設定条件が揃えば、データを受信できるようになります。

知らずにオンの状態のままでいると、悪意あるユーザーが近くに来た時にあなたのデータにアクセスしてしまうリスクもあります。

ニアバイシェアとは?できること

ニアバイシェアとは、近くにいるAndroidのユーザー同士がファイルを送受信できる機能です。

iPhoneでいう「AirDrop」のAndroid版と言うと分かりやすいでしょうか。

Android6.0以上の端末に標準搭載されている機能で、特別なアプリをインストールする必要はありません。

Wi-FiやBluetoothを利用して接続するので、連絡先を知らない相手でもスマホ同士が近くにあれば送受信することができます。

共有できるデータは「画像」「動画」「ウェブページのURL」など複数あることも魅力的です。

ニアバイシェアが来た時に押すとどうなる

近くにいた人からデータを受信し承認ボタンを押すと、そのデータはあなたのスマホに保存されます。

データを受信すると「付近のデバイスが共有中です」と通知がきます。

通知後、データを「承認する」か「承認しない」かの画面が出てくるので、どちらかを選択しなければなりません。

「承認する」を押した場合、受信したデータはあなたのデバイス(スマホ内)に保存されるので、自分にとって必要なデータなのかをよく確認してから承認する必要がありますね。

ニアバイシェアをオフにするとどうなる

ニアバイシェアの設定をオフにすると、近くの人とデータを送受信する機能は使えなくなります。

「たまたま電車で隣になった人からデータが送信されてきた」等、突然知らない人から来たデータを受け取るのは怖いですよね。

ニアバイシェア機能は必要ないという人は、日常的に設定をオフにしておけば通知は来なくなりますよ。

ビジネスで使用する時や、連絡先は知らないけどデータだけ共有したいという場面では、一時的にオンにしてニアバイシェアを使用するといいかもしれません。

ニアバイシェアをオフにする方法

使い方によってはとても便利なニアバイシェア機能ですが、普段必要ないと思う場合は、設定をオフにしておくことをおすすめします。

Androidの端末によっては現在、機能の名称が「ニアバイシェア」から「クイック共有(Quick Share)」に変わっています。

どちらの名称の表示でも操作はほとんど変わらないので、以下の手順で設定をオフにする方法を試してみてください。

ここでは「Quick Share」の表示になっています

STEP
Android端末の「設定」を開き、「デバイス、共有」を選択

スマホの「設定」アイコンを開き、「Google」を選択します。

デバイス、共有」をタップします。

STEP
「ニアバイシェア」または「クイック共有」を開く

デバイスに関する画面が表示されます。

ニアバイシェア」または「クイック共有(Quick Share)」をタップします。

STEP
「共有を許可するユーザー」を選択

共有を許可するユーザー」をタップします。

この後、共有できる相手を設定する画面に移動します。

STEP
設定をオフに変更する

付近のデバイスに表示する」のボタンをスライドして、オフに変更します。

オフにすることで、再度オンにするまでは誰もデータを共有することができない設定となりました。

ニアバイシェアとクイック共有の違い

「ニアバイシェア」と「クイック共有」の機能に、大きな違いはありません。

ニアバイシェアは、Android6.0以降の全機種に標準搭載されているデータ共有の機能です。

クイック共有は、もともとはAndroidのGalaxyシリーズに独自搭載している機能でした。

Galaxy独自のクイック共有は、ニアバイシェアよりも豊富な機能がついており、Galaxyユーザーはニアバイシェアとクイック共有の2つの機能を使えていました。

現在は、ニアバイシェアとクイック共有のサービスが統合し、「クイック共有(Quick Share)」の名称に変更となっています。

設定手順の解説でご紹介したとおり、統合された「クイック共有(Quick Share)」はニアバイシェアの時と操作や機能面の違いはほぼないようなので、今までどおり活用することができます。

ニアバイシェアは怖い?押すとどうなる?まとめ

連絡先を知らない相手とも利用できるニアバイシェア機能ですが、場面によってはリスクが高くなることも分かってきました。

名称も変わり、これからも便利に活用してくために使い方に注意しておきたいですね。

今回の記事のまとめです。

  • 「ニアバイシェアが怖い」と言われる一番の理由は、オンにしたままだと知らない人からのデータを受信してしまうから
  • ニアバイシェアとは、近くにいるユーザー同士でファイルを送受信し、承認することで保存できる機能
  • 設定をオフにしておくことで、知らない人からの受信通知を防ぐことができる
  • 現在は「クイック共有」という名称に変更されたが、今までとほぼ変わらずに活用できる

データの共有設定を確認し、信頼できる相手とのみ共有できるようにして便利に活用していきましょう。

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